第七回ウイスト鮎マスターズ中国大会
第七回ウイスト鮎マスターズ中国大会ｉｎ佐波川
平成27年8月2３日(日)開催
ＷＩＳＴ鮎マスターズ出場選手一同の記念写真 「ハーイチーズ！」 ＡＭ６：３０
囮配付くじ順番に続いて河原へ
写真提供：岡村様
目印吹っ飛ぶ！『佐波川』の天然良型アユにハイポテンシャルを見た！！
「第７回ウイスト鮎マスターカップ中国大会」に腕自慢が集結！！
暑さが落ち着くという節語「処暑」の日、
山口県防府市の一級河川「佐波川」で鮎釣り大会が開催された。
「第７回ウイスト中国大会」、
台風延期にかかわらず岡山新見から山口下関までの腕自慢がジャスト30名集結。当日は「処暑」には遠い真夏日。
朝6時40分 受付抽選の入川順に、
一人２匹のオトリと脱水予防のドリンクが配付され、徒歩移動で各自思い思いのポイントへとスタートした。
佐波川中流域の「金波(きんなみ)地区」を本部に、エリアは上流が峪(かけ)堰堤まで800㍍、下流は新幹線橋までの1000㍍。
フレッシュエリアまで「健脚自慢」に軍配が挙がるか。
途中「鮎の付き場」を掘当てた者に軍配が挙がるか。
開始早々の7時、下流200㍍程に見える瀬を釣る選手が鮎を引き抜いた。
タモから出る飛沫に良型だと分かる。
そして程なく上流300㍍の瀬の肩口で、ロッドを立てて丁寧にオトリを泳がせていた選手にも遠目で20㌢の野アユが背掛かり。
今季はどの河川も厳しい
中国地方のフィールド。佐波川も例外ではない。
その戦前評判を覆す序盤戦のスタートにホッとする。
大会は、釣れて釣果差が出ないと成立しない。
そして、中盤の２時間が経過。上流の峪堰堤に観戦移動すると、堰堤下の左岸分流を釣る選手が心地よく18～20㌢の鮎を掛けている。
前日の下見がバッチリ当たったようだ。
また、本部から下流400㍍の瀬には全国大会常連の名手が陣取り、一時入れ掛かりを見せる。
この前半戦、全体的には「瀬が有利」なよう。
二日前の雨で10㌢程度増水し鮎が瀬に移動、好天の日照りによってさらに活性が上がり、オトリを激しく追ったと見られる。
鮎の「付き場」は日々刻々と変わり、難しいがゲーム性があり面白い。
さらに本部前日に目をやると、地元ベテランが瀬落ちの流芯で21～22㌢級を連チャンで掛ける。なかなかカッコ良い鮎レジェンドの勇姿だ。
新幹線橋の近くまで行った選手はどんな釣果だったのか。
そして程なく11時、ストップフィッシングとなった。
続々と本部前の検量場所へと選手が上流から下流から凱旋してくる。
曳舟から出される釣果にワーッという歓声と、ンーというタメ息が聴こえる。4時間の鮎との闘いに爽やかな顔あり、苦笑いな表情ありの悲喜こもごも。11時半、30名の全選手が安全に全員帰着し検量を終了した。
いよいよ成績発表。表彰台は何と予想を大きく上回る19匹を引き抜いた広島市の児玉智之選手が優勝。
上流の峪堰堤の左岸を上手く釣り尽くした見事な勝利。
2位は惜しくも1尾差で地元の名手、田中武秀選手。
3位は周南市の村上勇選手。そして大物賞は瀬の芯から24.4㌢の天然遡上鮎を引き出した岩国市の大橋時男選手。
それは精悍で迫力満点な顔立ち、真っ黄色に煌めく胸の2筋のライン、ピンシャンな全ヒレがカッコ良い。
清流の若武者が「清流の王者」の如く変化した素晴らしい魚体だ。
全体では二桁釣果選手が６名で平均サイズも18～24㌢と、選手のハイテクニックもさることながら「佐波川」のハイポテンシャルに今さら驚く。
そして表彰式のラストパフォーマンスには、大会本部に程近い老人ケアホーム「高砂」のお年寄りに是非にと、全選手から釣りたての天然鮎、約100匹が同職員の方に贈呈されて大会の幕となった。
(寄稿トーナメントチーム広島 藤本和之様)
来年度の佐波川遊漁招待券の争奪ジャンケン大会♪(⌒0⌒)
高砂老人ホームへ鮎贈呈式
選手から募って集まった鮎群
高砂老人ホームが用意したクーラーＢＯＸに溢れんばかりに募った鮎が入りました。・・・・・・写真提供：西尾様
管理人からコメ・・・此の度は慌てて起床行動の為、写真やデーターを取材しておりませんでした。ゴメン
関係者や当事者の方で写真など有りましたら投稿欄よりデーター送信下さいませ。よろしくお願い致します。
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